インボイス対応に活用可能!安価なツールにも使えるIT導入補助金のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
淺田会計事務所では、顧問先の皆様に
最新の情報提供をおこないます。
今回のテーマは、
「インボイス対応に活用可能!
安価なツールにも使えるIT導入補助金」です。
▼動画案内はこちら
視聴はこちら
このメールは2~3分程度で読み終わりますので、
ぜひご覧ください。
■ IT導入補助金とは? ━━━━━・・・・・‥‥‥………
中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、
業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の
導入を支援する補助金です。
対象となるITツール(ソフトウェア、サービス等)は事前に
事務局の審査を受け、補助金HPに公開(登録)されているものとなります。
※複数社連携IT導入枠を除きます。
■ IT導入補助金2024年の変更点 ━━━━━・・・・・‥‥‥………
- 通常枠の「A類型」、「B類型」という名称を廃止
- 「デジタル化基盤導入枠」を廃止、インボイスに特化した
「インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)」を新設
- 「インボイス枠」の「インボイス対応類型」で、
小規模事業者に対して一部高い補助率を設定し、強力な支援を実施
- 「インボイス枠」の「電子取引類型」は、大企業も補助を受けることが可能
- EC機能をもつITツールが補助の対象外となる
■ 申請要件 ━━━━━・・・・・‥‥‥………
・「gBizIDプライム」アカウントの取得
・「SECURITY ACTION」宣言の実施
・「みらデジ経営チェック」実施
■ 加点項目 ━━━━━・・・・・‥‥‥………
- 地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の承認
- クラウドを利用したITツール導入の検討
- くるみん・えるぼし認定
- 賃上げの事業計画の策定、従業員への表明、事業計画の達成
など…公募要領参照
■ インボイス枠 ━━━━━・・・・・‥‥‥………
インボイス対応のITツールを導入するなら補助率が高い
インボイス枠を活用しましょう
<電子取引類型>
- 補助事業者:大企業等・中小企業・小規模事業者等
- 補助率:大企業1/2、中小企業・小規模事業者等2/3
- 補助額:~350万円
- 補助対象経費:インボイス対応受発注ソフト
<インボイス対応類型>
- 補助事業者:中小企業・小規模事業者等
- 補助率(補助額)・補助対象経費
- 4/5、3/4※1(50万円以下)
補助対象経費:インボイス対応会計・受発注・決済ソフト
- 2/3※2( 50万円超~350万円)
補助対象経費:インボイス対応会計・受発注・決済ソフト
- 1/2(~10万円)
補助対象経費:PC・タブレット等
- 1/2(~20万円)
補助対象経費:レジ・券売機等
※1 小規模事業者については補助率は4/5。
中小企業については補助率は3/4
※2 補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち
50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3
■ 導入事例 ━━━━━・・・・・‥‥‥………
・製造業
(課題)試算表の作成に2ヶ月!時間のかかる経理業務を効率化したかった
<導入したITツール>
IT導入支援事業者(株式会社TKC)のサポート体制が
手厚い会計ソフト「FX4クラウド」、結果試算表の作成が
2か月から1か月に短縮!財務データをもとに、
会社の未来をじっくり考える余裕ができた。
・卸売業
(課題)約5万件分の販売管理業務を自社システムで
行うことに限界を感じていた
<導入したITツール>
販売管理システム「PCA商魂DX」と指定伝票発行システム
「伝助」を連動させ、自社仕様へのカスタマイズが可能に!
結果、延べ12時間かかっていた伝票発行業務が、2時間で完了!
■ 申請フロー ━━━━━・・・・・‥‥‥………
01:公募要領等のご確認
02:「gBizIDプライム」アカウントの取得、
「SECURITY ACTION」宣言の実施
03:「みらデジ経営チェック」の実施
04: IT導入支援事業者とのマッチング・ITツールの選定
交付申請以降はIT導入支援事業者がサポート!
■ さいごに ━━━━━・・・・・‥‥‥………
ITツール導入の前に、インボイス制度への対応や
生産性向上のために自社で何をしなければならないのか等の
自社の課題を明らかにして、効率的にIT導入補助金を
活用するようご検討ください!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
記事の複製・転載を禁じます